【大人気】みはちさんにイラストのお仕事、聞いてみた
イラストレーターのお仕事
絵の学校に通わず、独学でプロのイラストレーターになったみはちさん
偶然の出会いからインタビューすることとなった彼女に仕事の裏側を伺った
今回は少し番外編的な内容です!
エピローグ
2023年9月某日。
中瀬は悩んでいた。
エンタメ×SDGsをコンセプトとするメディアにとって、一目見て「これ読みたい」と思ってもらうことは重要だ。
何かビジュアルで訴求できるものはないか。例えばイラストとか━━
そういえば知り合いの知り合い(完全に他人)にイラストレーターがいた。
Kakueki!にイラストを使用させてくれないか、打診してみるのもありかもしれない。
図々しくも知人に「紹介してくれないか」とLINEした。1週間後・・・
Kakueki!にご自身のイラストを掲載することを快諾してくださったみはちさん。
イラストレーターという一風変わったお仕事に興味が湧き、インタビューさせていただきました!
中瀬、ご挨拶
中瀬:初めまして、中瀬と申します。この度は色々とありがとうございます。
みはち:はじめまして!こちらこそお声かけいただきありがとうございました。
中瀬:イラストの使用許可をいただいた上にインタビューも引受けてくださり、感謝しかないです。
みはち:むしろ私なんかがインタビュー受けて大丈夫なのか心配です笑
中瀬:軽く自己紹介していただいてもいいですか?
みはち:はい。イラストレーターのみはちです。女の子のイラストをよく描いています。
あとは・・・好きな食べ物とかも話した方がいいですか?
ん?
中瀬:好きな食べ物はいったん大丈夫です。
一人でこつこつイラストライフ
中瀬:いつ頃からイラストを描き始めたんですか?
みはち:幼稚園の頃からお絵描きは得意でした。中学生になってスマホを買い与えられて、そこからデジタルのイラストを描くようになりました。
中瀬:めちゃくちゃお上手ですが、イラストの専門学校とか行かれたんですか?
みはち:いえ…行きたかったんですが、経済的な事情もあり難しくて。
最初はバイトしながら空いた時間で絵を描いていたんですが、「プロのイラストレーターを目指してみたら?」と言われたことがきっかけで、バイトを辞めて絵のお仕事一本で生きていくことにしました。
中瀬:ひたすら絵を描き続けたら上達されたという感じですか?
みはち:基本的には上手い人の描き方を見て、それを参考にしてます。独学ですね。
独学でイラストの描き方を学び、ついに生計を立てるまでに上達。
実際フリーのイラストレーターというのはどれほど稼げるものなのでしょうか。
イラストレーターとお金の話
中瀬:イラストレーターの仕事って想像つかないのですが、一般的なバイトよりも稼げるものですか?
みはち:最近は稼げていると思います。
イラストの有償依頼を始めた際、最初は数千円で引き受けていたんですよね。
それでも自分的には「ゲームカセットと私のイラストが同じ値段で大丈夫?」と思っていて。
ただ、イラストレーターになることを勧めてくれた知人に「イラスト一枚にかかる時間をふまえて依頼額は決めたほうがいい」と言われました。
私は遅筆なこともありイラストを一枚描くのに最低3日はかかります。
おまけに朝から晩まで描き続けてそのくらいかかるので、時給1,000円で依頼額を決めたとしても結構な料金になってしまいます。
中瀬:そうですよね。仮に一日10時間描いたら一日で1万円になりますもんね。
みはち:はい。ただ金額を高くしたから依頼が減ったかというとそうでもなくて、「お金貯まったら依頼させてください!」と言っていただけることもあります。
自己紹介で「イラストレーターです」と言うと、結構な頻度で「プロの方ですか?」と聞かれるんです。
イラストの収入で生活しているので「一応プロです」と答えるのですが、少しむずがゆいというか恥ずかしくなります。
中瀬:立派なプロですよ。
みはち:なぜか照れちゃって…
中瀬:絵の収入だけで生活できるようになったのは嬉しいと感じますか?
みはち:私にとって唯一といっていい特技なので、それがお仕事になっているのは本当にラッキーというか、運が良かったなと思います。
今思うと「プロを目指してみたら?」という知人の言葉が私の人生を大きく変えてくれました。
ワーク・カルマ(職業病)
中瀬:でもイラストレーターのお仕事って楽しそうでいいですよね。女の子の憧れの職業な気がします。
みはち:はい、とても楽しいです。おまけに朝も決まった時間に起きなくていいのが最高です。
中瀬:朝弱いんですか笑
みはち:はい。学生の頃は毎朝お母さんにたたき起こされてました。
でもイラストレーターが超楽ちんかというとそうでもなくて、大変なこともあります。
まず、よく病んじゃうんですよ。「あーみんな可愛い素敵なイラスト描けていいなあ」とか「このイラストうまく描けたのに伸びなかったなあ」とか。
それから腰も痛くなります。以前、見た目重視でまん丸のイスを買ったら腰と首が固まりすぎてぎっくり首になりました。
お菓子の摂取量も増えます。夏コミに参加した際、差し入れのお菓子をたくさんもらったのですが一週間で無くなっていました。
意外と大変なんです。
中瀬:なるほど。
みはち:ちゃんと分かってますか?
中瀬:はい。
みはちさんの夢
中瀬:今回、私たちのメディアでイラストを無償で使用していいと許諾してくれましたよね。SDGsメディアだから、というのはあるんですか?
みはち:実はお誘いいただいた時、SDGsという言葉はよく分かってなくて…「挑戦する人を取り上げるメディア」と聞いて素敵だなあと感じ、私のイラストでよければ使って欲しいと思いました。
中瀬:なるほど笑
みはち:あ、でもSDGsについては調べましたよ!
中瀬:どう思いましたか
みはち:目標がカラフルでキレイだなあ、と思いました。
ん?
中瀬:SDGsというと遠いかもしれませんが、イラストレーターの仕事をしてて人の役に立ったと感じるシーンはありますか。
みはち:そうですね…あっ、あります!
ご依頼で、V-Tuberデビューを目指している方のデザインを考えたり、活動者さんのYoutube動画のサムネイルを描いたりするんですよ。
納品した際に感謝の言葉をいただくと、「私のイラストが人の役に立っているんだ」と感じます。
私のイラストを使って生配信をしたり、動画のサムネイルにしてくださるのを見るとさらに嬉しいです。
中瀬:いい言葉じゃないですか。
みはち:ふふん。
中瀬:今後の目標や夢はありますか。
みはち:ゆめ…もっと魅力的なイラストを描けるようになりたいとはずっと思っています。
あと、お絵描きV-tuberになりたいです!私は中学生くらいの頃からネットの海をさまよっていて、生配信とかもよく見ていました。
今も一人で絵を描いていて寂しくなると、Youtubeで人の声を聞いて気分をあげています。
お絵描き配信をしてリスナーさんとお話しできたら、もちろん私も楽しいし、見ている皆さんも少しは元気になってくれるかなって。
私も元気を届ける側になりたいです。
イラストを描くV-tuber。描いている過程でもファンを喜ばせられるようになりそう。
中瀬:本日はお話を聞かせていただきありがとうございました。
みはち:こちらこそありがとうございました。メディア、一緒に盛り上げていきましょう!
フレッシュな夢があふれるいいインタビューになったね
中瀬:専務の夢はなに?
ささみをおなかいっぱいたべること
中瀬:わかった
完