アクセラレータープログラム2023に選出 『障がい者にやさしい簡易型センサリールームの開発』〜Lean on MeとPanasonic EW社が共創開始〜

インクルTech(※1)で社会課題を解決するスタートアップ・株式会社Lean on Me(本社:大阪府高槻市、代表取締役:志村駿介、以下「リーンオンミー」)は、この度、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(東京本社:東京都港区、社長:大瀧 清、以下「パナソニック」)とReGACY Innovation Group株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:成瀬 功一)の共催によるアクセラレータープログラム「Panasonic Accelerator by Electric Works Company(以下「本プログラム」)」に選出され、パナソニックと共創活動を開始することをお知らせいたします。

leanonmeプレスメイン画像

※ 1.インクルTechとは、インクルージョン(Inclusion)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、SDGsに関心が高まる今、ソーシャルな課題の中でも、多様性の包摂を実現するテクノロジーを意味しております。

センサリールームとは 

 照明や音響など、五感を適度に刺激することで利用者の気持ちを落ち着かせる空間。特に感覚過敏の症状の方が安心して過ごせる場として、空港やサッカースタジアムなどへの設置が進んでいます。

背景

 国内では、身体障がいや視覚障がいのある方向けのハード面でのバリアフリー化が大きく前進した一方、「見た目でわかりづらい障がい」と呼ばれる「知的障がい」、「発達障がい」、「精神障がい」がある方々への配慮はまだまだ進んでいないのが現状です。


中でも、ASD(自閉症スペクトラム障がい)がある方は、障がい特性として視覚過敏や、聴覚過敏を抱えている場合が多く、人混みが苦手なため、街中へ出かけたくても出かけられない方がいます。


知的障がいや発達障がい、ASD(自閉症スペクトラム障がい)がある方が、人混みの多い場所や公共交通機関を自由に選択し、行きたい場所に行けるように環境を整えることが今求められています。

採択テーマ「障がい者にやさしい簡易型センサリールームの開発」について

leanonmeの光る空間の画像

 照明をはじめとした電気設備を用いた空間づくりの知見のあるパナソニック社のセンサリールームチームと連携していきます。

彼らの強みは、照明などハード面にあり、幼児期や子どもを対象としたセンサリールームの活動を行っているため、弊社の障がいのある方への様々な知見を活かした協業に取り組みます。

今後の流れとしては、パナソニック社と共同で簡易版センサリールームの企画・開発を行い、リーンオンミーより専門家と一緒に、知的障がいや発達障がい、自閉症スペクトラム障がいのある当事者に「障がい者にやさしい、簡易型センサリールーム」を体験いただきます。

そこから得たフィードバックを元に、更なる改良を加え、大阪・関西万博までに完成させます。

パナソニック センサリールーム
https://uragawa-note.jpn.panasonic.com/n/n336688fec2e3

Lean on Me 2025 年日本国際博覧会協会とアドバイザリー契約を締結

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000038466.html

「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」について

 パナソニックでは、「くらしインフラ」の変革を通じて、「いい今日と、いい未来」を創ることを目指し、優れた先進的技術やノウハウを有するスタートアップと共創し、新規事業を加速させる取組を推進しています。その取組の一環として、 ReGACY Innovation Groupと共同でアクセラレータープログラム「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」を開催しています。

「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」Webサイト
https://panasonic.regacy-innovation.com/

代表 志村駿介のコメント

leanonme代表の画像

 僕にはダウン症のある弟がおり、母子家庭で育ちました。母が障がい者支援施設で勤務していたことがきっかけで、2013年から僕も施設で働くようになりました。


僕が過去に重度の自閉症スペクトラム障がいのある方と一緒に移動支援で外出した際、電車のホームや街中で人混みがしんどくなって本人の心が乱れたときに落ち着ける場所がなく、本人はもちろん、ヘルパーである僕自身も周り人の視線が気になってストレスを感じたことがありました。

今回の「障がい者にやさしい簡易型センサリールームの開発」が、今まで外出がなかなかしづらかった障がいのある方への社会参加の後押しとなることを願っています。

メディア掲載・出演実績(一部) 

【TV】TOKIOテラス~MBS(2022年5月22日)
https://www.mbs.jp/TOKIO_terrace/company/leanonme.shtml
【TV】Fresh Faces 〜アタラシイヒト〜BS朝日(2021年7月24日)

https://www.bs-asahi.co.jp/fresh-faces/lineup/prg_325/
【Web】日経ビジネス「1分でわかる「起業家たち」のリンカク」(2021年5月7日)
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00073/042800084/
【TV】25歳~情熱の原点~テレビ朝日(2022年6月1日)

【新聞】日本経済新聞(朝刊)@EDGE(2021年6月2日)

【新聞】日本経済新聞(2021年4月6日)

「スペシャル ラーニング」について

 社会福祉法人など障がい福祉サービスに従事される職員様、障がいのある方を積極的に雇用する一般企業の従業員様、障がいのあるお客様の対応をされる従業員様を対象に、知的障がいや発達障がい、精神障がいといった外見からは気づきづらい障がいのある方と接する上で必要となる知識を動画で学ぶことができるオンライン研修サービスです。日常の支援でつまずいた時、自分がいま必要とする知識(コンテンツ)を自ら選択して学ぶ(視聴する)ことで、障がいのある方への不適切な対応を事前に防止できるサポートツールです。
「スペシャル ラーニング」の詳細については、以下URLよりご覧ください。

https://portal.special-learning.jp

リーンオンミーについて

社名:株式会社Lean on Me

所在地:(本社) 〒569-0093 大阪府高槻市萩之庄5-1-1-502

    (大阪支社)〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島1丁目9番20号 新中島ビル8階GH

TEL:072-648-4438

設立:2014年4月1日

資本金:2億9,180万円(準備金を含む)

代表者:代表取締役 志村 駿介

URL: https://leanonme.co.jp

事業内容:障がいのある方への理解を深めるeラーニング「スペシャル ラーニング」

(出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000038466.html)