【あるある!】SDGs担当者のお悩み4選

【あるある!】SDGs担当者のお悩み4選

「誰1人取り残さない」をテーマに、持続可能な世界を目指すSDGSの取り組み。

最近では胸にSDGsバッジをつけた政治家や著名人をテレビで見かけることが増えてきました。SDGsの考えは広く社内に浸透しており、今後企業でも重要視されていく課題でもあります。

そんな中で急に社長から「これから当社のSDGs推進について君に任せた!」と頼まれてしまいほとほと困っている…そんなSDGs担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで今回は、悩めるSDGs担当者へ向けて、その”悩み”を具体的に取り上げ共有し、実際に解決していくにはどうすべきなのか?を一緒に考えて行きたいと思います。

SDGsについて考えることは、今後仕事の枠を越えて一生の知識となり、自分の財産にもなるはずです。
この記事を通して、一歩先へ踏み出して行きましょうね!

SDGs担当者の悩み4選

  1. 急に言われても、何をどうすればいいか分からない
  2. 普段の業務が忙しく、なかなかSDGS推進について考える暇がない
  3. 社内にSDGSに詳しい人がおらず、相談できる人がいない
  4. 知識の定着が思うように進まない

誰しも初めて取り組むものに対しては、経験も知識も乏しいものです。特にSDGSに関しては2015年に登場した概念なので、あまり浸透していないのも事実。

ここからは上記にあげた4つの悩みに対して、それぞれ具体例を交えて解決案を考えていきたいと思います。

急に言われても、何をどうすればいいか分からない

「今日からSDGsについては一任するよ!」と言われ、途方にくれているSDGS担当の方もいるでしょう。SDGsの取り組み目標には、世界の貧困や環境について世界規模で考えなければならない課題が列挙されています。重要なテーマということは頭では分かっていても、あまりにも壮大すぎて自分の手に余ると考えてしまってもおかしくありません。

解決策として上げられるのは

  • 自分ができることからスタートする
  • SDGSの検定などを会社全体で受ける

この2つが考えられます。

自分ができることからスタートする

SDGSを難しく考えすぎず、一度自分の身の回りに目を向けることが大切です。

例えば毎朝何気なくペットボトルの飲み物を買って、会社に持っていくことがありますよね。また社内に自販機があった場合はそこで飲み物を買うなんて方もいるでしょう。それを1ヶ月辞めて、その月だけみんなでマイボトルを持参するというのはどうでしょうか。人間言われてから始めたことも、1ヶ月続けるとそれは習慣となっていくものです。

また予算があれば、自販機を辞めてマイカップに入れる形のコーヒーサーバーを設置することも可能です。何を導入して欲しいか、社内でアンケートを取るのもいいかもしれませんね。

SDGSの検定などを会社全体で受ける

「一般社団法人SDGS推進士業協会」が主催する、SDGS検定が存在します。

みんなで勉強会をして、合格を目指すというというのはどうでしょうか。何か明確な目標があれば、勉強のきっかけにもなりますし、そこから新しい意見や社内での輪が広がる可能性にも繋がりますよ。

普段の業務が忙しく、なかなかSDGS推進について考える暇がない

よほど大きな規模の会社でない限り、日々の業務すべてをSDGs推進にかかりっきりとまではいかないのが現実です。普段の業務だけで手一杯なのに、プラスアルファよく分からないSDGsになかなか時間をかけられないという方も多いのではないでしょうか。

そんな時、具体的な解決策として考えられるのが「大掛かりなものにしない」ということです。

パワーポイントを使って資料を作り、コピーをして、会議室の予約を取って…などと普段の仕事と同じような手間をかけていては、時間もかかるし、続けていくこと自体が困難になっていくもの。

初めて取り組むことは、誰にも正解は分かりませんし、最初から全てがうまくいくことも稀なもの。今はネットでいくらでも、動画やSDGsの啓発を進めるポスターも無料で手に入れることができますから、まずはプロが作った、様々なコンテンツを利用していくことから初めてみてもいいかもしれませんね。

社内にSDGSに詳しい人がおらず、相談する人がいない

2015年に開催された国連サミットで採択されたSDGsは、まだ比較的新しい概念と言えます。多くの会社で社内にSDGsについて詳しい人がいること自体が珍しく、いざ困ったことがあっても相談できるような人がいないのが正直なところです。自分でネットで調べることも可能ですが、何か行き詰まった時に相談相手がいないのは何かと辛いもの。

これらの解決策として「外部のプロに意見を求める」ということが考えられます。

一人で抱え込まず、自分が考えたプランに対して助言をもらうなど、スポット的にプロの助けを借りるのも、時には意見の幅が広がるいいきっかけになりますよ。

知識の定着が思うように進まない

研修や勉強会を実施しているのに、思ったよりも効果が見られないと気落ちしているSDGs担当の方もいるでしょう。やはり普段の業務が忙しいと後回しにされがちで、自分には関係ないと思っている社員の方も一定数いることと思います。

そんな時の解決策として「あえて新卒などの社歴の短い人や、古株の方をSDGs推進のメンバーに入れる」というのはどうでしょうか。

理由として、新卒の方と古株の方をメンバーに加えることによって、年齢層にも幅ができ様々な意見やアイディアが生まれるきっかけにも繋がるからです。そうすることによって、周りも自分には関係ないと思うのではなく、何をやっているのだろう?と興味を持って話を聞く人も増えてくることでしょう。

何か新しい取り組みをする時は、周りの人たちをどれだけ巻き込んで行えるかが重要なもの。普段仕事では関わらないような人同士をメンバーに加えると、職場の雰囲気自体にも変化が生まれますし、それが通常業務にも良い影響を与えるかもしれませんよ。

さいごに

ここまで、SDGs担当の方のよくあるお悩みを4つあげて、それぞれの解決策を考えてきました。

一気に全ての問題を解決していくのは難しいかもしれませんが、この記事をきっかけに少しでも良い意見が生まれることを願っています!

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