【ハッピーを創造する!】NPO法人MAKE HAPPY かごしマン

地球をもっとハッピーに!

NPO法人MAKE HAPPYで理事長を務める、その名も「かごしマン」

かごしマンさんの活動についてお話を伺った

Interviewee

カゴシマンプロフィール画像

かごしマン

Kagoshiman

NPO法人MAKE HAPPY 理事長

MAKE HAPPYの活動

「鹿児島出身、宮城在住。鹿児島から来たヒーロー『かごしマン』!!
3万人を超えるボランティアと、沙漠を中心に世界中で55万本以上の木を植え、
国内では森を元気にし、災害があると復興をサポートする活動を継続しています。
人と人、人と地球が繋がることで、地球がハッピーになるお手伝いをしています!」

かごしマン自己紹介!

中瀬:現在のかごしマンさんの取組について教えてください!

かごしマン:NPO法人MAKE HAPPYで理事長をしています!

3万人を超えるボランティアとともに国内外問わず、世界中で砂漠を中心に55万本以上の木を植えてきました。

国内では森を元気にする間伐や植林、災害があった地域での支援を行っています。

カゴシマンの海外での植林活動
植林活動の様子
専務

make happyでは、ボランティアを主軸としてイベントを開催しているよ!写真からも伝わる通り、とっても楽しそう!

日本の森と災害

中瀬:ありがとうございます。植林活動をされているということですが、現在どのような社会課題があるのでしょうか。

かごしマン:3点を感じています。

1つは世界の気候変動を原因とした、砂漠化や貧困、国内での線状降水帯による災害です。特に線状降水帯による災害は日本の森の現状と重なり発生しているものになります。また、線状降水帯による災害は一次産業の衰退にもつながります。

2つ目は日本における人工林の放置による災害です。放置された人工林に線状降水帯や台風が重なり頻発していると考えられます。

人工林の放置と災害

3つ目は、災害が広範囲になり、ボランティアの不足や活動資金が不足していることです。報道が少なかったり、SNSで上記のような情報を発信しても受けが良くないというのも現状です。

専務

日本の森の現状から災害に発展していくなんて初耳だったよ。

かごしマンがヒーローになったきっかけ

中瀬:make happyでの取組を始めたきっかけを教えてください。

かごしマン:25年前に当時の地球環境の現状を知り、IPCCが出した10年後の予測を耳にしました。

専務

IPCCとはIntergovernmental Panel on Climate Changeの略だよ。
気候変動とその対策に関する科学的な知見を提供しているんだ。

かごしマン:しかし、それを聞いて動けない自分がいました。
台風の大型化や水の問題、農作物の不作が起こるといわれても、「目の前の生活が」とか、「自分じゃなくても」という一般的な理由で動かない選択をしてしまっていました。

『いつか地球のために何かしたいなぁ〜!』と思うに留まりました。

中瀬:その気持ちに共感する人がほとんどだと思います。

かごしマン:しかし、それから約10年後、家庭の事情などもあり、自分の命の使い方を考えました。
そこで、『地球のために動こう!』と思い立ち、NPO法人MAKE HAPPY(当時はNPO法人メイクザヘブン)に所属し活動を始めました。

活動の様子
活動の様子

間伐や植林の担当をしていましたが、1年後に東日本大震災が発生し、宮城での活動を開始しました。そして2020年から当団体の理事長を拝命し、今に至ります。

カゴシマンと仲間の画像
仲間との活動

ただ、これまでの活動は4名の師匠の方々に導かれていると思います。

1人目の師匠は、環境のことだけではなく、みんな違ってみんな素晴らしいということを教えてくれました。
2人目の師匠は、動けば変わることと、微力は無力じゃないことを教えてくれました。
そして3人目と4人目は木を植える師匠です。

専務

行動を起こすことの大切さが身に染みるいい言葉だね。
優しそうなかごしマンさんだけど、奥底にはアツいものを秘めてるね!


かごしマンが伝えるハッピーの創り方

中瀬: かごしマンさんの取組が社会にどのような影響をもたらすと考えていますか。

かごしマン:地球環境のことを見ると、絶望が広がってしまいます。
しかし、その中でも様々な『ハッピーの創り方』があることを知っていただきたいです。子供たちが地球のことを体感することで、大人になった時に、地球のために動くヒーローになってほしいです。

中瀬:かごしマンさんはお子さんと一緒に植林をする、自然と音楽を楽しむ、などSDGsと「楽しむこと」を両立して活動をしています。そこには地球のことを知ると同時に、ハッピーの創り方を知る、という意図があったのですね。

専務

お子さんが植林を楽しんで体験できるって素敵だね!僕もやってみたい。

中瀬:かごしマンさんは活動を通じてやりがいを感じることはありますか?

かごしマン:ツアーや災害支援などの活動中に、参加した方の表情がみるみるイキイキとしてくること。また、子供たちが本気で楽しむ大人をみて、どんどん殻を破って笑顔が溢れてくる瞬間を見た時ですね。

ツアーの様子
ツアーの様子

また、当団体の活動を通じて、参加者さん同士が繋がり、さらに縁が繋がっていることを聞けることや、夢が増えたんだ!という声を聞けた時に喜びを感じます。

ハッピーサポーターと明るい未来を!

中瀬:かごしマンさんの夢や実現したいことは何ですか。

インタビューのカゴシマンの画像


かごしマン:世界中の人たちと、未来につながる植林をしたい!!
1000人のハッピーサポーターと自然の中で木を植えたり、音楽ライブを楽しんだりしたい!!

1000人集まった時に、持続的な活動の一歩を踏み出せると思います!

中瀬:本日はありがとうございました!

専務

かごしマンさんが理事長をしているMAKE HAPPYでは、
楽しみながら環境について考えられるイベントがたくさん。
詳しくはこちらまで!