【姫路でコレクティブインパクトを!】一般社団法人Social Eight 松尾礼 #1
生まれの地、姫路でコレクティブインパクトを起こす
一般社団法人Social Eightは姫路を中心に活動している。
合計70名超(2024年1月時点)のSocial Eightで代表理事を務めるのは松尾礼さん。
子育てと仕事の両立。本業と代表理事の両立。
マルチに活動する松尾礼さんのキャリアと、Social Eightの事業内容について取材を行った。
Interviewee
松尾 礼 (まつお あや)
Matsuo Aya
兵庫県姫路出身
一般社団法人Social Eight 代表理事
第一フロンティア生命保険株式会社 Chief Sustainnability Officer
姫路ふるさと大使
第一フロンティア生命では子ども向け金融教育ゲーム「ライフシミュレーションゲーム Frontier World」の開発担当を担い、文部科学省から表彰。
一般社団法人Social Eightでは代表理事を務め、姫路城世界遺産登録30周年記念事業としてデジタルスタンプラリーなど観光およびSDGsをテーマとした教育や体験会を実施中。
Social Eightは、複数の理事メンバーに加え、サービスに加盟する個人会員・法人会員によって運営されています。
主に姫路でグローバル人材の育成、観光促進に関する事業など合計8つの領域で事業を展開。
一般社団法人Social Eightの事業の詳細はこちら!
会員は基調講演や座談会への参加だけでなく、法務・税務相談、事業マッチングなど、
ビジネス拡大にも有効なサポートを受けることができます。
一般社団法人Social Eightの会員サービス
一般社団法人Social Eightの事業とは?
中瀬:本日はよろしくお願いします!
松尾:よろしくお願いします。
中瀬:一般社団法人Social Eight(以下、Social Eight)ではどのような事業をされていますか?
松尾:はい、Social Eightは8つの事業領域を中心に活動をしています。
それぞれの領域で、専門的な知見を持つメンバーが集まり活躍しています。
中瀬:8つ!事業が8つに増えた理由はあったのですか?
松尾:1つの事業に絞って活動するのもいいと思います。ですが、メンバーによっては活躍の場が限られてしまうと考えました。
さまざまな領域の専門家が集まると、「それぞれのノウハウが掛け合わさり、新たな価値やニーズが現れる」
そんなメリットもあるなと考えました。
中瀬:Social Eightには現在何人のメンバーがいるのでしょうか。
松尾:経営メンバーは6人います。
会員メンバーは、法人が32社、個人が40人、共創パートナーが3社です。
中瀬:『共創パートナー』というのは、どのような会員ですか?
松尾:共創パートナーは事業を一緒に牽引していただける企業のことを指しています。会員様よりも、さらにSocial Eightの運営に深く関わってもらえるイメージです。
中瀬:座談会や基調講演の出席権だけでなく、法務・税務面のサポートなどかなりサービスが充実していますよね。
松尾:そうです!
オプションサービスとして色々なサポートも受けることができるため、新規事業を考えている方にもおすすめです!お得感あると思います!
中瀬:ですよね笑
松尾:一般社団法人なので営利追求をしているわけではなく、メンバー自身の会社や勤め先でのプラスアルファとなる取組みが出来たらいいと思っています。
Social Eightという組織を大きくしていって『コレクティブ・インパクト』を実現します!
そのために、今は人脈・繋がりを作っていくことが大事だと考えています。
Social Eightの「8」を横にすると、インフィニティマーク・鎖に見えませんか?
繋がりを大切にするからこそ、現在の活動にはとても意味があると考えています。
コレクティブ・インパクトとは行政や企業、自治体などの異なるプレイヤーが協働して社会問題の解決を目指すことで集合的な影響を最大化すること、またはそのアプローチのことです
中瀬:そのような意図があったのですね。
Social Eight創業のきっかけとは?
中瀬:松尾さんはダブルワークでSocial Eightの運営をしています。
とても忙しそうですが、どのような経緯でSocial Eightを創業したのでしょうか。
松尾:本業の会社が「副業解禁」となったことがきっかけです。
これまでのキャリアで行ってきたことをもっと拡げたいと考えた結果、Social Eightの創業に至りました。
中瀬:現在にいたるまでのお仕事について教えてください!
松尾:私は中途採用で第一生命に入社し、内勤事務を経験し、メガバンクにも出向経験があります。
出向から第一生命に戻り、営業の第一線で9年ホールセラーを経験しました。
現在は、子ども向けの金融教育を中心にSDGsや女性活躍推進など地域社会貢献の活動に関わっています。
金融教育では、金融コンテンツを主担当として開発に携わり、文部科学省から受賞をいただきました。
女性活躍推進では、活動していたグループのリーダーを担当したりと、実績を残せていたと思います。
松尾:もともと、営業を主として業務についていましたが、プロジェクトチームの立ち上げとともに地方創生事業の話に私の名前が上がりました。
偶然、上層部に地元の人間が多くいたこともあったのですが笑
「誰も何もわからない」ところから全てゼロからのスタートでしたよ笑
中瀬 : それは相当大変だったのでは・・・?
松尾:第一生命として地域貢献活動をする中で、「企業」の枠組みのなかで行う活動に限界を感じるようになっていました。
例えば、企業が「自治体と一緒に何かしよう」となった時、スポンサーなどの関係でご一緒することが難しいということもあります。
官民連携の難しさを感じました。
中瀬:いわゆる”バッティング”ですね。
松尾:これはどんな企業でも似たようなことが起きてしまいます。
Social Eightが間に存在していることで、企業も自治体も、双方 win-win の状況を作れるようになりました。
なので、スピーディかつ『かゆいところに手が届く』そんな取り組みができると考えています。
中瀬:実際に企業の中で、地方創生の活動をしていた松尾さんだからこその着眼点かもしれないですね。
松尾:実際にSocial Eightが毎年行っている「SDGs LIFE IS JOURNEY」は、兵庫県中播磨県民センターや姫路市からの支援もいただきながら開催することができました。
中瀬:すでに自治体とのタイアップ実績をお持ちなこと、たくさんの会員がいらっしゃることが強みだと分かりました!
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