【姫路でコレクティブインパクトを！】一般社団法人Social Eight 松尾礼 #3
Recept
生まれの地、姫路でコレクティブインパクトを起こす
一般社団法人Social Eightは姫路を中心に活動している。
合計70名超（2024年1月時点）のSocial Eightで代表理事を務めるのは松尾礼さん。
子育てと仕事の両立。本業と代表理事の両立。
マルチに活動する松尾礼さんのキャリアと、Social Eightの事業内容について取材を行った。
▼目次
この記事は#3です
まだお読みでない方はぜひ一般社団法人Social Eight松尾さん#1からご覧ください。
年に一度の集大成『LIFE IS JOURNEY』とは？
中瀬：Social Eightでの活動で特に評判のよいサービスはありますか？
松尾： 毎年9月に行っている、『LIFE IS JOURNEY』は特に力を入れている事業の一つです。
中瀬：どのようなことをしているのでしょうか？
松尾：毎年テーマが異なるのですが、
１. 企業によるSDGs活動の共有
２. ゲストスピーカーを招いた公演
３. 各メンバーのサービス体験会などのリアル交流会
大きくこの３つを行っています
松尾：2023年は【温故知新】がテーマでした。
各企業が「古・現在・未来」のそれぞれのテーマで、SDGsの取組内容を、ブースで体験や見学ゾーンを用意し、参加者がポイントを貯めて、最後に景品がもらえるような形のイベントにしました。
中瀬：景品ももらえるんですね！とても楽しそうです。
こちらで出展するにはSocial Eightの会員である必要があるのでしょうか？
松尾：基本的には会員の方が出展していますが、協賛など何かしらの繋がりがあれば受け入れられるようにしているのでぜひご連絡してみて欲しいです！
毎年、企業、金融機関、最近では高校や大学なども協賛や協力を頂いて、それぞれの取組を発表頂いています。
もっとたくさんの方を巻き込んでいって、よい影響の輪やサイクルを広げたいですね。
SDGs2023 LIFE IS JOURNEY
Social Eightの活動に参加する
通年イベントHimeji 城育（しろいく）とは？
中瀬：LIFE IS JOURNEYは1年に1回のイベントだと思いますが、他にはどのような行事があるのでしょうか？
松尾：年間を通してHimeji 城育という講座を行っています。
中瀬：それはどのようなことをするのでしょうか。
松尾：姫路市がSDGsの未来都市に選定されました。姫路城こそSDGsであると言われているのですが、姫路城をヒントにした教育として、5つの力を通して”グローカル”な人材を育てていきます。
松尾：もちろん楽しみながら学ぶ事ができます。
グローカルとは”グローバル”と”ローカル”を掛け合わせた言葉で、グローバルに通用する能力や視点を持ちながら、地域社会・経済に貢献することを指します
松尾：過去の実績として、以下のような体験会を子どもや家族に提供しました。
・トマト栽培体験や水光栽培体験（探求する力）
・ペットボトルアート体験（創造する力）
・テニス体験（自己突破する力）
中瀬：グローカル人材の育成に向け、体系的に考えられてらっしゃるのですね！これらの参加費が無料なのはすごいですね。
松尾：そうなんです！やっぱり多くの人に利用してもらうと考えると無償で提供しよう！という話になりました。
Himeji 城育はもっとコンテンツを充実させたいと思っているので、一緒にやってみたい方を大募集しています。
Himeji 城育 SHIRO-IKU
Social Eightの活動に参加する
会員サービスについて
中瀬：Social Eightでは法務面での専門家のサポートが受けられるなど、ビジネスの拡大に向けた支援をされていますよね。その他で何か評判の良いものはありますか。
松尾：座談会などでゲストスピーカーを呼ぶ事があるのですが、ゲストに呼べる人の強さは他の団体にも引けを取らないと思います。
松尾：例えば、同窓会分科会からのご案内となりますが、実業家や大学教授の方々など、内容も多岐にわたり、非常に人気があります。
結婚情報誌「ゼクシィ」の生みの親である姫路出身の渡瀬ひろみさんなどもその一人です。
以前Social Eightでもゲスト講師としてお話ししてもらった事があります。
姫路出身に限らず、トピックに応じ、大学教授などの専門知識をお持ちの方に来てもらうこともあります。
中瀬：豪華ですね。そのような方々のお話が聞けることもそうですし、繋がりを作る事ができるのは非常に有益ですね。
松尾：座談会でメインスピーカーになっていただく機会もあるので、活躍の場を提供することもできます！
Social Eightが目指す未来
中瀬：松尾さんがSocial Eightで実現したいことは何でしょうか。
松尾：はい、Social Eightの組織を大きくして、地域にもたらす影響の輪を広げたいと思っています。
中瀬：もっと会員を増やして、様々なプロフェッショナルと一緒に社会問題に取り組めば、松尾さんの目指すコレクティブインパクトが実現すると思います。
松尾：最近だと、ジャンルの違う音楽関係の会員様同士が仲良くなって、それぞれがコラボしてリサイタルや音楽講座を開くような例がありました。
このように、これまで出会わなかった、異なる領域のプロフェッショナルが集まり新たな価値を提供することで、姫路への地域貢献を最大化したいと思っています。
中瀬：本日はありがとうございました！
完
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